2014年7月4日金曜日

加古里子さんゆかりの地をめぐる旅はいかがですか?

「だるまちゃん」シリーズや、『マトリョーシカちゃん』、「からすのパンやさん」シリーズ(偕成社)、など、加古里子さんの絵本の世界をまるごと楽しめる“かこさとし ふるさと絵本館”です。http://p.tl/ccQo 

“かこさとし ふるさと絵本館「石石(らく)」”は、加古さんのうまれ故郷で、8歳の時家族と上京するまで暮らしていた福井県越前市(旧武生市)にあります。昨年4月にオープンし、1周年を迎えたばかりの絵本館です。

かつて市立図書館分館として利用されていた建物をリノベーションした、歴史を感じさせる絵本館の入り口には『だるまちゃんとてんぐちゃん』の1ページをかたどった本の形の石碑があり、「やつでの木」と共に絵本館のシンボルとなっています。

中に入ると、「だるまちゃん」「てんぐちゃん」「かみなりちゃんの」人形がお出迎え。4月からは『マトリョーシカちゃん』に登場する馬車も加わり、子どもたちが馬車に乗って写真を撮ることもできます。

絵本原画の複製画を鑑賞できる部屋のほか、子どもたちが喜ぶ昔遊び体験コーナー、家族で寝ころんで絵本を読めるホールなど、充実した施設内容の数々。子どもと等身大のだるまちゃん人形がありますので、2ショット写真もお忘れなく!

司書の岡田さんによると「“変身グッズ”もありますよ!」とのこと。「だるまちゃん」「マトリョーシカちゃん」「からすのパンやさん」の変身衣装も用意されており、絵本の世界を体感できる工夫もいっぱいです。中を一通り見たら、お庭ではだるまちゃんのすべり台やシーソーが! だるまちゃんと外で遊ぶのも楽しいですね。

絵本館で、思い切り楽しんだ後は「北陸での日々がすべての源にある」という加古さんを育んだ街を、のんびり散歩するのも素敵です。運がよければ、以前にFacebookで紹介したこともある、だるまちゃんラッピングの市民バスに乗車できるかもしれません!
http://p.tl/8w-W