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2014年7月15日火曜日

絵本ナビのインタビュー記事

絵本情報サイト「絵本ナビ」さんのメールマガジンでだるまちゃんが特集されました。

加古里子さんへのインタビュー記事や、編集者インタビューなど豊富な内容です。ぜひごらんください。かこさとしさんの「だるまちゃん」シリーズの魅力に迫る!


2014年6月24日火曜日

サッカーをする、だるまちゃん!

明日は、ワールドカップの日本対コロンビア戦。日本にはぜひがんばってほしいですね!

先日新刊で出た『だるまちゃんとやまんめちゃん』では、だるまちゃんがサッカーをしています。この本が最初に出たのは2006年7月号。

そうです!前々回のワールドカップがドイツで開催された、ちょうどその時期に刊行された本でした。こうしてボールを蹴っているところを見ると、だるまちゃんもサッカーに興味をもったのかもしれませんね。

意外なところでサッカーとの縁を感じる「だるまちゃん」の絵本シリーズです。さあ、一緒に日本を応援しましょうか!

『だるまちゃんとやまんめちゃん』のモデルは? ー加古里子さんのエッセー再録


6月にハードカバー化された『だるまちゃんとやまんめちゃん』は、月刊絵本「こどものとも」で2006年7月号に刊行された作品です。
毎月「こどものとも」には、作者のことばを掲載した折り込み付録がついています。2006年当時の折り込み付録に掲載された、加古里子さんのエッセーを再録します。どうぞ、お楽しみください。

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赤い頬のマタギの少女
加古里子

こんどのだるまちゃんのお相手は、やまんばの娘「やまんめちゃん」です。昔話に出てくる山婆、山母、山女、仙女は恐ろしい妖怪が多いのですが、それは古代の私たちの先祖が畏敬していた山神が垂迹堕変(すいじゃくだへん)したものといわれています(確かに当家の山神も恐怖の存在なのは事実です)。しかし山々の鳥獣草木に依存して生活していた山家(さんか 本来は山窩)やマタギと呼ばれた人々は、常に敬虔な態度で自然に接し守護し、利用や採取狩猟の際は夫々の神に許認の手続きと丁重細心の配慮と行動で臨んでいました。そうした山家の人々の思念や行為がやがて里人に伝授伝承されて各種の行事風習に残り、山姥ものと言われる芸能に影響した跡を見ることができます。
しかし最も重要で不可欠な、自らの生命も自然の一部である自覚や、共存共生の生活精神が次第にうすれ、単なる奇妙古風な祭祀風俗や異境の怪奇惨虐説話となっているのは残念の極みです。
古代山間での貧弱過酷な生活ゆえ、自然との共存とか鳥獣もまた神とか唱えたので、広い田畑での農作生産や、漁猟牧畜の収穫によって得た多数の利便生活や近代社会には、そんなもの不必要という向きもあるでしょう。
だが資本経済の効率追求、科学技術の乱使誤用、過飾な消費欲求は、山地どころか地球全域の自然を消耗壊滅する域に達し「循環持続可能な生活と社会」といいながら今なお最大の環境破壊、資源浪費である武力紛争が続く状況です。

50数年前若年の私は長野と新潟の県境の山家で数日お世話になりました。その折、現在の私と同年の古老から、珍しい山の話や、厳とした自然に対する態度と清々しい心を教えてもらいました。その時、毎日渓谷をこえて老人の食事の世話にくる赤い頬の少女の面影をやまんめちゃんに重ねて描きました。どうぞだるまちゃん同様に可愛がってください。
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だるまちゃんにガールフレンド?! ー『だるまちゃんとやまんめちゃん』

空の上のかみなりの国にも、竹林のむこうのとらの町にも、ともだちのいるだるまちゃんですが、こんどは深い山の洞穴に住む女の子のともだちができました。 

ひとりでサッカーをして遊んでいただるまちゃん、けったボールが草の中に見えなくなってしまいました。するとそこへ赤い縞の単衣を着た女の子がボールをもって現れました。名前は“やまんめ”ちゃん。病気のおばあちゃんのために薬草をつんでいたのです。

翌日、だるまちゃんはおみやげのネーブルオレンジをもって、山の洞穴までお見舞いに行きました。ドングリ並べをしたりして遊ぶうち、ふたりは仲よしになりました。

しばらくしてまた山を訪れただるまちゃんは、やまんめちゃんと木の葉で作った鳥を飛ばして遊んでいる最中、あやまって崖の下へすべり落ちてしまいます。危機一髪! 崖の途中に引っかかっただるまちゃんは、病気の治ったやまんめちゃんのおばあちゃんの号令のもと、駆けつけた3びきの山犬と、ふくろう、こうもり、むささびに、やっとのことで助けられます。……

いつもながらの遊びの楽しさに、山の危険も加わって、はらはら、どきどきの物語。だるまちゃんファンならずとも見逃せない、シリーズ第7作目『だるまちゃんとやまんめちゃん』をお楽しみください。


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2014年6月2日月曜日

だるまちゃんブログをよろしくお願いします。

みんなが大好きなだるまちゃんから、6月は楽しいニュースがあります! まず、だるまちゃんの新刊『だるまちゃんとやまんめちゃん』、そして新作『だるまちゃんとにおうちゃん』が「こどものとも」700号として登場します。

この2冊の刊行を記念して、だるまちゃんブログを開設することになりました。
だるまちゃんの絵本の楽しさをみなさんに楽しく伝えられる場にしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

だるまちゃんの絵本は1967年に『だるまちゃんとてんぐちゃん』が登場して以来、時代を超えて子どもたちに愛され続け、新作『だるまちゃんとにおうちゃん』で8作になります。

だるまちゃんのすべての作品に共通しているテーマは、「だるまちゃんがおともだちと楽しく遊ぶ」ということです。

たとえば、最初のお話『だるまちゃんとてんぐちゃん』で、登場するおともだちはてんぐちゃん。てんぐちゃんの持っているいろんなものがほしいだるまちゃんは、お父さんのだるまどんに用意してもらったものでは満足せず、自分で工夫してほしいものを作ります。
『だるまちゃんとかみなりちゃん』ではプールに入ったり、けんけんぱをしたり…

他にも「とらのこちゃん」「うさぎちゃん」「だいこくちゃん」「てんじんちゃん」などのお友だちが各絵本に登場し、たくさん遊びます。作者の加古里子さんが日本らしい絵本を模索していく中で、郷土玩具「だるまちゃん」を主人公に、1冊ずつに新たなお友だち登場させるお話として始まった「だるまちゃん」の絵本。なんと200ほども相手役の候補がいたそうです。

子どもたちの身近にあるものを工夫して、縦横無尽にともだちと遊ぶだるまちゃんの絵本は、目に入るものすべてがあそびの対象である子どもたちにとって、たまらない魅力なのかもしれません。

今後もブログで、だるまちゃん情報を流していきます。どうぞお楽しみに!

★福音館書店 みんなの人気者だるまちゃん
 https://www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/daruma/index.html