ある日、だるまちゃんは松林や竹林を通り抜け、とらのこちゃんの家に遊びに行きます。
とらのこちゃんの家は商店街で賑わうとらのまちにあり、お父さんはペンキ屋さん。
そこでだるまちゃんは考え、ひらめきます。
ふたりはバケツを持って竹林で黄色い土、松林で赤い泥を掘りに行き、そこに水を入れてかき回し、自分たちで黄色と赤のペンキを作り出してしまいました。
その姿を見ているこちらは華やかな模様に感心しつつも、いつふたりが怒られるものかとハラハラ。そして、やっぱり。ひげとらどんの車に、飛び散ったペンキがべっとりと付いてしまいます。はたして、その後の結末やいかに……。
是非、だるまちゃんととらのこちゃんになったつもりで、子どもの「落書きしたい」気持ちを存分に楽しんでください。でも実際に真似っこしたら、ただでは済まないのでご注意を!